皇居参観

無事、6回目の結婚記念日を迎えたので、滅多に行けないところに行こうと皇居参観に行ってきました。
参観といっても建物内部に入れるわけでもなく、言ってみれば添乗員付きの内部お散歩コース。勿論、事前申込制です。
桔梗門に集合し、プリントアウトした参観許可証を提示するだけで入れます。さすがに海路郎さんは旅券番号を控えられてましたが(苦笑)ちなみに、外国人登録証はNGのようで、「パスポートをお願いします」と言われました。それはいいんですが、参観にあたりチェック項目はそれのみ。私はインターネットで申し込んだのですが、なにも確認されませんでした。偽名だったらどうするのかな。つか、金属探知機・X線検査機はおろか、コンサート会場ですら行っている荷物チェックもなかったです。いいのか、皇宮警察

↑ほぼスルーの入口。
中に入ると窓明館というところで参観にあたっての注意事項を聞かされます。

館内に掲げてある写真は大分色褪せてました。
団体申込と個人申込でかなりの人数が、列になってゾロゾロと引率されての見学です。

中にはなぜかガソリンスタンドまでありました。普通の業者さんは給油できないんでしょうね。リッターいくらかな〜?

富士見櫓の下を宅急便の配達車が走りぬけるという、なんともミスマッチ。

福利厚生の一環だったのか、なぜか櫓下の広場にはバレーボールコートが二面。さび付いてたので長いこと使われてなさそうです。

敷地内にある宮内庁庁舎はデザインが立派です。一時期仮宮殿としても機能していたらしく、それも納得。

坂を上った先にあるのが、国賓等を迎える宮殿です。言ってみれば巨大な客間。そして新年のニュースで映る、一般参賀が行われる前庭(?)は広い。2万人を収容できる広さがあるそうです。敷き詰められている石も特別なものらしく、それまで歩いてきたコンクリの道に比べ、足に優しく柔らかいものでした。

人の大きさほどもある灯篭は有田焼だそうです。

広場を抜けて、正門前へ。就任挨拶をする大使とか、国賓やら勲章受賞者なんかはこちらから入るんでしょうね。写真は正門橋の上から二重橋と高層ビル群を望んで。

1時間ちょっとかかって、皇居内散策は終了です。折角なので、隣接の皇居東御苑も一回りしました。初めて入ったのですが、古い建物がいくつか残ってます。静かなので忘れてしまいますが、建物の隙間から見える現代建築が、ここが東京のど真ん中だってことを思い出させてくれます。

江戸城はもうありませんが、公園として立派に整備されてます。ベンチも多く、日差しを浴びながらのんびりするのにいい穴場。

そして、池にはお約束のように、鯉。

御苑内に梅林坂という場所があります。その名に違わず、見事な梅。もう春なんですね^0^