マサラ・カンフー?


試写会当たって観てきました!
エアフランスの小さい機内テレビで観たスラムドッグ〜と比べると、単純明快ですが、その分、のほほーん、と楽しめました。フィクションくらいは楽しい世界を観たい派なのでこれで◎。
マサラムービーカンフー映画も語れるほど観てませんが、全体的なベースはインド映画というより、正統派カンフー映画な印象。ダメ息子が持ち上げられて、落とされて、身内が死んじゃって、修行して、仇を討って。もちろん、らぶーな展開もw 加えて笑いも踊りも人情もあって…そして長い(苦笑) 久しぶりに「intermission」の字を見ましたよ。試写会なので休憩なしでぶっつづけ2時間35分。この長丁場、主役の二人もよかったんですが、cizmaは脇の親方と警部が気に入りました。なんで親方死んじゃうのーーーー(涙) (←ネタバレ。気になる人は反転させてください) それにしても敵役はなんで日本人設定なんだonz
ちなみに試写会のお供は海路郎さんでした。曰く「初めてインド映画を面白いと思った」そうです。カンフーメインだったからかな?どうも「踊ったり歌ったり」で「長いだけ」のインド映画は面白いと思ったことないようです。インドネシアだと普通にテレビや映画館でもやってるんですけどね、好きじゃないらしい。「あれは二人きりになりたい若い恋人が観にいくもので映画としてはおもしろくない」んだそうですよ。日本で言うところのドライブみたいな感覚かな?(エンタメが目的ではなく手段、ということ)とはいえ、不惑に突入したおじさんの言うことですからね、いつの時代の話だっつー…ま、いいや。
結論としては、長いということに目をつぶれば、老若男女にお勧めできる映画です。明るい気分で劇場を後にできますよ。