お役所って・・・

海路郎さんの勤め先の都合で、国保から社会保険に切り替わりました。当然、健康保険証も新しくなります。ここで大発見。国保ではちゃんとアルファベット表記されていた名前が、社保では片仮名に!
公的書類、というか、保険証は身分証明書にもなるものですから、パスポート・外国人登録証と一致させるのが基本原則だと思います。基本原則というよりも、言わずもがな、の「当然」でしょう。
保険証を身分証明書に使うことは滅多にありませんが、やはり一致してないのは気持ちが悪いので、海路郎さんが社長に直談判しました。社長もおかしいことに気づき(入社した時の書類関係は全てアルファベットで登録してる)、担当者に連絡したようです。結論「法律でアルファベットは表記できません」
・・・ホントかなあ。まあ、会社登録法も最近までアルファベットでの登記を認めてなかったし、ありうるかも?と私は納得しかけたのですが、海路郎さんは気になる様子。曰く「社会保険庁なんて信用できない役所の代名詞だ。そんな法律あるのかどうか確認してくれ。」
それもそうね、と思い、先ほど社会保険事務局に電話してみましたよー。そしたらなんと
・そのような法律はない(アルファベットによる表記を禁ずる、もしくは平仮名・片仮名による登録のみを認める法律)
・外国人の場合片仮名表記しているのは、厚生労働省の通達によるものである
ということがわかりました。
えーっとですね、ヨコの連携ができてれば文句は言いませんが、厚生労働省が内部の通達で「片仮名表記」と言ったところで、他の役所に通じますかね。片仮名表記が一緒でもアルファベットにしたら表記の違う外国籍の人をどう区別するつもりかしら?(例:muhammadとmuhamadは、往々にして日本語だとどちらも「ムハマド」さん。)
それに例えば、職質されて外国人登録証と保険証の表記が違って、他人の保険証かと疑われたらどうしてくれる!大体、パスポート・外国人登録証と表記が一致していない身分証明書なんて意味あるかい!とゴネました。
というわけで、近々、外国人登録証原本を持って社会保険事務局に行ってきます。個別対応で、もしかしたらアルファベットで再発行してくれるかもしれません。文字数が多すぎると無理かも、とか言ってました。はてさてどうなることやら乞うご期待(!?)

つかさ、最初はシステム的にアルファベットでは入力・発行できませんって言いましたよ?アルファベットが入力できないシステムってどんなんだーーーーーーーーーっ(怒)