面白くはないけれど、面白いこともある

私にとって面白い風刺画ではないのは事実。でも、なんで世界中でこんなにカッカしてるのか*1正直わからん・・・しかも、掲載されたのは去年の9月末なのに、今頃大騒ぎ。
面白くないぞーって声を上げるのは結構だけど、面白くなかった、と言ってネタを披露した芸人さんを殴っちゃいかんでしょ。所属事務所に放火とかさ。放送した局に不審物送りつけるとかさ。しちゃダメでしょ、うん。
海路郎さんはこの風刺画に実はムカついたらしい。それでも、「今、この現代にムハンマド預言者が生きていたら、こういった抗議活動をしただろうか?しないだろうなぁ・・・」と。結果、サブル(忍耐)だ、と怒りを静めた様子。
大体、ムスリムにはムハンマド預言者肖像画は残ってないんだから、あの絵だって「ムハンマドです」って但し書きがなければ、ただのターバン巻いたアラブ人じゃん。そうカッカしなくてもいいじゃんね。あ、そういう問題じゃない?
それにしても朝日新聞ってのは面白い。社是のひとつに「不偏不党の地に立って言論の自由を貫」くことを掲げ、こういう内容の天声人語を掲載し、2月16日号の週刊新潮の新聞広告の一部見出しに墨塗りするんだもんなぁ。さすがだ。