SEAゲームターゲット

RI silat powerhouse aims high in SEA Games - Fri, February 4 2011 - The Jakarta Post
目標は12個の金。確かに、先日の世界大会では10個の金を獲得して、最多金メダル獲得国の称号をベトナムから奪還してる。ホームの優位さは、まあ、世界大会でも次のSEAゲームでも一緒として、それでも、12個の金というのは随分大きく出たな、という印象だ。世界大会での10個のうち、演武(seni)部門によるものが(総取りで)6個、試合(tanding)部門は4つ(大会における試合部門の金総数は17)。
演武は多分総取りできる、かな?ベトナムは演武もいいけど、インドネシアはホームだしね。ってホームだから演武は勝てるだろう、という予想がつく辺りに、シラットがグローバルになれない理由があるのだな。真偽はともかく、サッカーのアジア人審判のレベル云々とほぼ同根と思われ。閑話休題
問題は試合部門だな。世界大会のファイナリストは9人、うちメダルを獲得した(=勝った)のは4人。勝率5割以下だ。決勝に駒を進められなかった選手のうち、相当数はベトナムと準決勝で当たって負けてる。メダル獲得した4人だって、ベトナムに勝ったのは確か、1人。喜びのあまり、試合後失神してた。それくらい、ベトナムに「勝って」の金メダルに価値があった。そう、結局のところ、インドネシアベトナムに勝ててないんだよ!そこを今から11月までに、少なくとも6人が勝てるようにするって、悪いけどあまり現実的じゃない。試合部門の金メダルを4から6、ならまあわからんでもない。でも、対ベトナムの勝ちを1から6へ、というのは…キッツイなぁ。でも、ベトナムに勝てないことには、金増産・獲得につながらないんだもの。ベトナム以外の国を軽んじるわけではないけれど、ベトナムに勝てれば、マレーシア他にも勝てるだろう。がんばれ、選手。審判もいろいろとガンバレ(苦笑)