祝!!EPA看護師候補、3名合格

インドネシア人看護師候補が2名、フィリピン人看護師候補が1名合格したようです。よかったですねぇ!!
外国人初の看護師合格3人、合格率1% 日本語克服に課題山積 :日本経済新聞
http://www.shinmai.co.jp/news/20100327/KT100326FTI090029000022.htm
インドネシアの2名に関して詳しかったのはじゃかるた新聞です。(フィリピンの一人については調べてないです マイミクさんのところで合格したフィリピン人看護師の勤務風景を取材した記事を見つけました。頭が下がります。)

■病院が全力サポート
 同病院総務課の山田秀樹課長によると、病院では午前中を勤務、午後を完全に二人の学習の時間にあて、受験対策に重点を置いたサポートを行ってきた。
 毎日、日本人職員四― 五人が交代で付き添い、二人に日本語や国家試験の過去問題を解かせ、徹底した「傾向と対策」を指導するなど手厚い支援を行った。毎週一回、町の外国人向けの日本語学習塾に通わせた。

本人たちの努力の結果であることはもちろんのことながら、病院も相当サポートしたことが伺えます。ここまでのサポートがないと合格は厳しいのでしょう。なんせ、合格率1%ですから。では、この合格者が出たことでここのサポートを参考に、他の施設でも同じような体制を組めるのかといえば、難しそうですね。すべて、体制作りから資金からなにからなにまで施設任せでは、ばらつきが出るのは当然です。おや、授業料などを負担して、予備校に通わせていた病院もあるんだ。残念ながら今回は合格できなかったようですが、次回の合格を祈念。それにしても、本当にここまで施設任せでは、受け入れ希望施設激減もうなづけます。
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001003190004
そして、合格者が出たことで試験を外国人向けにする動きが鈍るかも?
http://news.goo.ne.jp/article/cabrain/life/cabrain-26940.html

今後の看護師国家試験について小川常任理事(日本看護協会)は、「日本語能力を持った外国人看護師が日本で就労することを考えるべきであり、日本語が難しいから英語で受験したり、漢字にルビを振ったりなどという提案は、本末転倒」と主張している。