インドネシア総選挙

スハルト体制崩壊後、3回目の選挙です。東京・目黒のインドネシア学校は在日インドネシア人の投票所となってました。
投票には事前に選挙人登録をすることが必要だったようです。この登録をした人に招待状が郵送され、それを持っての参加となります。日本の選挙でも投票所入場券のようなものが届きますから、似たような感じですね。驚いたのはそれをバーコード管理していたこと。さすがハイテクニッポン。…あれ?
門の向こうは招待状を見せないと入れません。入ってすぐにバーコードでもろもろ確認・受付完了となります。あとは矢印に沿っての行動です。左に見える椅子エリアは、受付済みの投票人が投票用紙をもらうための待機エリアです。cizmaが行ったときにはガラガラだったのでスルーされてました。

奥に見える白いテーブルで投票用紙をもらいます。38も政党があると、ご覧のように投票用紙も巨大です。この中から目当ての政党を探すのは至難の技でわないかと???

次に目隠しされたブースで投票用紙に記入します。記入、というかチェックをつけるのですね。投票用紙が大きすぎて、投票コーナーは3人分しかありません。

投票箱に入れるときは小さくたたみます。小さく、といっても元が大きいので、多分CDケースサイズくらいはある。投票を済ませたら、投票済みの印が手に付けられます。これがある人は招待状を持っていても、門を通ることはできません。(受付で確認されます)

投票済みの印とは、こんなん↓ しばらく消えないんでしょうね。

一応、投票エリアで渋滞を引き起こさないために、受付前に政党やその政党に属する候補者を一覧で見ることができるようになってました。選択肢は多ければいいってもんでもないんだろうな、とリストを見ながら思ってみたり。

投票所と言っても、そこはインドネシアですから、ある意味お祭り。記念写真を撮ってる人がいたり、お食事販売もありました。子供は駆け回ってるし、賑やかなことこの上なし。




ちなみに東京の投票結果は、1位:PKS 2位:Demokrat 3位:GOLKAR 4位:GERINDRA 5位:PDIP でした。さすが、留学生が多いエリアです。4位のGERINDRA党の総裁はインドネシア・プンチャック・シラット協会の会長です。Demokratはグッズを配った甲斐があったということなのかな(苦笑)*1 ここ東京の結果はジャカルタの投票結果に反映されるそうです。ネットでも詳細をみることができます。
そういえば、よくわからんなーと思ったのは投票時間。聞いた話、現地での投票締め切りは昼(14時頃?)。ここ東京は諸般の事情を鑑み、19時。おまけの情報ですが、豪州は21時締切。本国での投票時間よりも長く投票できるってどうなの…?大勢に影響を与えるほど在外インドネシア人がいるとは思わないけれど、なんか腑に落ちない〜〜