余計なこと

インドネシア永住「道場開き」計画 警察大学校元師範仙石さん *読売新聞とのリンクが切れたので<続きを読む>以降に全文コピペ

こういう記事を読むと、どういうビザで滞在するのかとか、道場の名義は誰なのかとか、ついつい余計なことを考えてしまう^^;
おお、なんと国際大会が開催可能な道場を建てるのか!(仙石さんのブログ参照)
バリに柔道場ができるのに、日本にシラット道場はできないのよねぇ。
ま、道場なんて贅沢は言わないさ、せめて、競技会本番と同サイズのサークルで練習するためのマットレスとその保管場所を希望(切実)。

<読売新聞東京版朝刊都民欄3月8日掲載>

 ◆インドネシア永住 「道場開き」計画 退職金で
 警視庁や警察大学校の柔道師範(助教授)として指導し、昨年春に定年退官した仙石常雄さん(61)(葛飾高砂)が、インドネシアで警察官や子供たちにボランティアで柔道を教えている。「敵に対しても礼節を重んじる日本の伝統競技の精神を本格的に伝えたい」と永住を決意。退職金を使って来年4月、バリ島に自前の道場を建てる計画を進めている。
 仙石さんは警視庁で一貫して柔道師範として活躍。国内のほか海外の約40か国で指導したという。
 32歳の時、インドネシアから柔道の指導者として招かれ、2年余り過ごした。
 昨年、警視庁を警視の階級で退職。柔道の腕と堪能なインドネシア語を買われ、現地の国家警察に日本の交番制度や鑑識、通信指令システムを教える国際協力機構(JICA)のプロジェクトのスタッフに選ばれた。
 いま、ジャカルタ郊外の警察署で働く傍ら、ジャカルタやバリ島で子供から大人まで2000人以上に無償で柔道を教えている。JICAの契約は2年だが、「思いやりの精神を、この地で生涯かけて伝えたい」と、来年4月の任期終了後もとどまることを決め、自前の道場を開いてボランティアを続けることにした。
 道場の土地は購入したが、柔道着と畳が足りない。仙石さんが教えている現地の子供たちは、すぐに破れるTシャツ姿でけいこをし、畳代わりのマットもボロボロになっている。
 東京に残っている妻の元子さん(58)は、夫の第二の人生を支えようと各方面に働きかけ、2月にNPO法人「柔道で世界と手をつなぐ育成クラブ」が設立された。日本で不要になった柔道着や畳を募り、夫の元に送る計画だ。元子さんは「要らない柔道着や帯、古い畳を、着払いで結構ですのでNPO事務局に送って下さい」と呼びかけている。
 仙石さんは「貧しくても明るく生きる現地の子供から、私も多くを教わった。彼らに国境を超えた競技の素晴らしさを伝えたい」と話す。
 問い合わせは仙石さん方の同NPO法人((電)3658・6600、葛飾高砂3の2の3)へ。詳細はホームページ(http://www.candibali.net/sengoku/index.htm)でも掲載している。